映画鑑賞の話。 ※ネタバレあり

社会人になりたての頃、休みが平日だったこともあり、なかなか友人と予定が合わなくなってしまった私が休日やっていたことの一つに『映画館での映画鑑賞』がある。

元々映画自体はそんなにたくさん見るほうではなかった人間であり、たまに推しが映画出演してたり、主題歌歌ったりと「推しを大スクリーンで見に行く(推したちが歌う主題歌を聞きに行く)」ことが目的だった。映画料金も学生料金で通用するところあるし。社会人になると、時間も取れないし料金も高くなるしでなんとなく謙遜していたけど、いざ社会人になってみると、ひょんなことからTOHOシネマズのマイレージカード会員になったのをきっかけに映画館での映画鑑賞にハマった。

少しだけTOHOシネマズのマイレージカードについて話したい。年会費は300円ほどかかるが、映画鑑賞につき1ポイントと映画の上映時間に応じたマイルが貯まる。ポイントが6ポイント貯まると1本無料で鑑賞することができる。また、マイルが貯まると映画館の定番であるポップコーンや飲み物、抽選にはなってしまうがプレゼントももらえることもある。1か月に1本見れば、1年の中でただで見れる映画が最低でも1本は出る計算であるし、飲食系もマイルで交換してしまえば映画館でお金を使用しないでいいというちょっと得をした気分になれるカードである。また、毎週火曜は会員限定で1200円で鑑賞できるというのもあり、ずっとお世話になっている。実際に1か月に1本はさすがに見たい映画があるときとない時の差が激しいで難しいのと繁忙期はなかなか行く気力もわいてこないので達成することはあまりなかったが、コツコツと貯めたポイントやマイルたちでおいしい思いをしたこともたくさんある。新しい休日の過ごし方を見出してくれたTOHOシネマさんには感謝しかない。

 

少し前置きが長くなってしまったが、これから記すのは、そんな私が人生で初めて映画館の映画をハシゴして鑑賞したお話である。できそうでできなかったことだけど、映画のネタバレなど含めて記していきたいと思う。タグをつけているので、該当映画の感想やネタバレを見たくない人はここでターンをお願いしたい。鑑賞できた際にまたこのブログに遊びに来てこの続きを見てもらえると幸いである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎すずめの戸締まり

仕事の日でもなかなか乗らない時間帯の電車に乗って、今回もカードの恩恵をもらうために某町にあるTOHOシネマへ行き朝一に見た映画である。実はこの映画、一度鑑賞したことがあったが、その時は後半で大号泣したまま終わってしまいじっくり鑑賞できなかったことと後からネット上に転がる考察や他人の鑑賞感想を見ていると自分がその時見つけられなかった発見をたくさん見つけてしまい、それをちゃんと確認したくて2回目の鑑賞に踏み切った。ちなみに過去にはコナン君の映画のために3回通ったことがあるが、1本の映画に対して10回以上通うような猛者たちには程遠い。しかし、前述したようにもともと映画もたくさん見るようなタイプではないし、ましてや出演者の中に私の推しは1人もいない。さらに言うと、実は新海誠さんの映画を1度も見たことない人間でもあるので、いまだに「君の名は。」とか「天気の子」とかネット動画で配信されているのに見れてない。けど、そんな人間でもこの映画は何度でも見れるものなら見たい、と強く思うほど惹かれるなにかがあるように思えた。

で、肝心の映画の感想だが、やっぱり最後30分くらいは泣く要素しかないくらい、感動の連続だった。元々私自身、地元が東北のほうでもあるので、震災の描写というのはこの映画に限らずどの映像で見ても切なくなるし、あの日の地震が起きた瞬間というのがフラッシュバックで思い出してしまう。でも、主人公のすずめはその当時はまだ幼くて、でも記憶の中から消えてしまうほど衝撃が強い出来事だったんだなと(もちろん私の中でも衝撃が大きい出来事の一つだけど、身内が亡くなってしまったすずめほどではないと思う…)九州から旅が始まり、東北までの超ロング旅はすずめに素敵で不思議な経験をもたらしたと思うし、草太との今後もちょっと気になるところではあるけど、映画の中の草太さんは恋愛にどんくさそうなイメージでもある。(逆に芹澤さんは女たらしそうだけど、入場者特典の芹澤視点のストーリー読んだら少し見直したキャラクターでもある)早く配信がはじまらないかなと今から心待ちにしている作品でもある。

 

 

◎レジェンド&バタフライ

映画ハシゴ2本目は織田信長の若かりし日から本能寺の変まで、濃姫との30年間を描いた映画。こういう映画が公開されると聞いてから、公開日まで首を長くして待っていた映画の一つである。今、並行して大河ドラマでも織田信長が出ているけど、全然描かれ方が違っていてそれはそれで面白いなと思いながら見ていた。大河の信長は威厳がありすぎて、こんな人が倒れるわけないって感じだし、逆に映画の信長は破天荒かと思いきや、若かりし頃は手も足も出ないほど濃姫が強すぎてへっぴり腰な信長が見れて少し新鮮だった。でも、そこから天下統一まであと一歩っていうところまで、時には離縁までしてしまうほどだけど、最終的にはお互いが生きていくために必要な存在であることがわかって、最期の最期までお互いを想っているのがなんか夫婦って感じでいいなぁと思った。信長の最期って死体とかが見つかっていないという話からいろんな説が出ているけど、「お!この映画は生還して海外へ飛んだか!」なーんて思ったけど、ただの虚妄でしかなくて、やはりそう来たか…と悲しくなったけど、生還して海外へ飛んでいる二人はなんだか幸せそうで本当にそんな風になってほしかったし2人の間に子供もできて生まれてきてほしかったな~なんて思った終わり方だった。

ちなみに余談だが、私が見に行った時間帯はおじさまおばさまが多くて、私みたいな年齢が若い人が少ないことに驚いたけど、あんまり興味ないんかなぁ…、戦国時代めちゃくちゃロマンがあって個人的には好きな時代の一つです…♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

といわけで、語彙力がないですが、映画ハシゴのお話でした。

これから公開される映画の予告がとにかく楽しそうなものばかりだったので、今年1年も映画館に通いたいと思います。そして、今年はアマプラとNetflix月額分は視聴出来たらいいなぁ、おすすめの映画(特に邦画)あれば教えてほしいです。

 

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